小紅書(RED)では、2025年春以降、ユーザーの体験向上とプラットフォームの健全性を保つため、公式アカウントより複数の新方針や運用ルールが発表されました。
本記事では、2025年4月に発表された小紅書(RED)の新たなガイドラインや運用規制の内容を分かりやすく解説し、運用担当者が注意すべき点をまとめました。
虚偽の評価・比較投稿への取り締まりを強化
小紅書(RED)は、「不正競争行為の取り締まりに関する通知」を発表。競合他社への誹謗中傷や、誤解を招く虚偽のレビュー・比較記事などを厳しく取り締まる方針を示しました。
取り締まり対象の例:
- 商業的な誹謗中傷投稿
虚偽の事実の捏造、断片的情報の切り取り、悪意あるブランド比較など。 - 虚偽のレビュー・ランキング
意図的な評価誘導、架空のユーザー評価、偏った情報に基づくランキング・比較投稿など。
処置内容:
- 不正投稿に対して、アルゴリズムによる自動検出と人工審査を併用し、投稿削除・アカウント制限・永久凍結などの措置を実施。
- 権利侵害の報告制度を強化し、ユーザーからの申し立てにも迅速対応。
- 公式レポートを定期発表し、違反事例と処分内容の透明化を進める。
マーケティング関連の不正行為も厳しく対処
最近、小紅書(RED)は「不正マーケティング行為」の取り締まり強化も発表しました。
主な対象行為:
- 外部の仲介業者と連携し、大量のマーケティング系投稿を一斉に公開する行為
- コメント欄に組織的にサクラを投入し、特定のコメントをバズらせる操作行為
- コメント欄やDMなどを活用して、ユーザーをプラットフォーム外の取引に誘導する行為
処置内容:
- 上記のような不正に投稿・拡散された投稿・コメント・アカウントを削除し、違反度合いによってアカウント永久凍結も実施。
KOS(企業アカウント)の売買禁止
2025年4月8日、小紅書(RED)公式より、KOSアカウント(企業従業員アカウント)の売買禁止通知が発表されました。
禁止される行為:
- 企業従業員アカウントの貸与・譲渡・転売
- 他者が企業のKOS体系に不正に紐づけて活動する行為
- 顧客リストなどのデータ売買行為
処置内容:
- 該当するアカウントは強制退会または永久凍結
- 違反行為の拡大を防ぐため、厳格な調査と継続的監視が行われる予定
まとめ:運用担当者が今すぐやるべきこと
- 投稿前に内容が「虚偽・誇張・攻撃的」になっていないか再確認
- マーケティングパートナーの出所・手法を見直す
- KOSアカウントの管理体制を整備し、貸与や譲渡の防止を徹底する
- トラブル回避のため、最新の規約やガイドラインに常に目を通す
小紅書(RED)運用は、信頼性と透明性がますます重視される時代へ。ルールを正しく理解し、健全なアカウント運用を心がけましょう。
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