なぜ小紅書に広告を出すのか

RED広告の主な種類
フィード(信息流)広告

キーワード検索広告

キーワード検索広告は、ユーザーが小紅書内で特定のキーワードを検索した際、検索結果内に広告を表示する方法です。
KOL / KOC起用(インフルエンサー投稿)

KOL・KOCへ商品やサービスの紹介を依頼する施策は、小紅書マーケティングで重要な選択肢です。
ただし、KOL・KOC投稿は、検索広告や情報フィード広告と同じ「広告メニュー」ではありません。
クリエイターの選定、投稿企画、制作、公開、効果確認を行うコンテンツ施策です。
広告と組み合わせる場合は、例えば次のような流れが考えられます。
- KOL・KOCが商品を体験する
- 使用感や利用シーンを投稿する
- 反応のよい投稿やテーマを確認する
- 公式アカウントの投稿や広告素材へ反映する
- 検索広告・情報フィード広告で接触を広げる
投稿の広告配信・ブースト

公式アカウントで公開した投稿のなかから、反応のよい投稿を選び、広告として追加配信する方法があります。
オーガニック投稿ですでに一定の閲覧、保存、コメントなどが発生していれば、ユーザーが関心を持ったテーマを確認したうえで広告予算を追加できます。
一方、反応がほとんどない投稿へ、そのまま広告費をかけても改善しない場合があります。
マルウェブが広告出稿前に確認する4つのポイント
広告の目的が明確か
- ブランドや商品の認知
- 投稿の閲覧・保存
- フォロワーの獲得
- ブランド名の検索増加
- 店舗への来店
- 問い合わせ・予約
- ECでの商品購入
広告を見た後の受け皿があるか
公式アカウントの投稿とKOL/KOCの口コミが検索結果に並んでいる状態を作ってから広告を出すのが正しい順番です。
口コミゼロで広告だけ出すのは、水漏れバケツに水を注ぐ行為です。
また投稿がほとんどない状態や、購入先が分からない状態で広告を始めると、関心を持ったユーザーを取りこぼしやすくなります。
中国語の商品名と検索語が整理されているか
日本の商品名をそのまま中国語へ翻訳しても、中国のユーザーが実際に使用する検索語と一致しない場合があります。
広告開始前に、次の3種類のキーワードを整理します。
- ブランド・商品名などの指名語
- 商品カテゴリーや悩みに関する一般語
- 場所、季節、利用目的などのシーン語
例えば、旅館を宣伝する場合でも、「旅館」というカテゴリーだけでなく、「露天風呂」「親子旅行」「紅葉」「東京から行ける温泉」など、旅行目的から検索される可能性があります。
当社では、広告キーワードだけを単独で選ぶのではなく、投稿テーマや公式アカウントの内容とあわせて設計します。
広告審査と運用体制を準備できるか
小紅書広告では、広告アカウントだけでなく、企業情報、業種、商品、使用する表現、リンク先などについて審査が行われます。
美容、食品、健康、教育などは、追加の許可証や証明資料が必要になる場合があります。また、日本では一般的な広告表現でも、中国の広告規制やプラットフォーム規則上、使用できないことがあります(よくあるNG例は「あなたの知らない小紅書(レッド)の落とし穴」で解説しています)。
広告開始後も、次の業務が発生します。
- キーワードと配信対象の調整
- 広告素材の追加・改善
- コメントへの対応
- 審査不承認時の修正
- 予算と入札の調整
- 問い合わせ内容の確認
- 結果のレポートと次回施策の判断
日本企業が小紅書広告を始める手順
企業によって順番は異なりますが、基本的には次の流れで進めます。
1.現状調査
小紅書内で会社名、ブランド名、商品名、カテゴリー名を検索し、現在どのような情報が表示されるかを確認します。
競合ブランドの投稿内容、検索候補、ユーザーの質問なども調査します。
2.公式アカウントと広告アカウントの準備
公式アカウントの企業認証と、広告配信に必要な資格審査を行います。
日本法人など中国国外の事業者は、法人書類、商標・ブランドに関する資料、業種別の許可証などを求められる場合があります。
申請条件は法人所在地や業種によって異なるため、最新の管理画面と公式規則を確認する必要があります。アカウント開設の具体的な流れは「レッド(小紅書)アカウント開設方法と初期設定【2026年版】」で解説しています。
3.基礎コンテンツの整備
会社・ブランド紹介だけでなく、ユーザーの疑問や検索意図に対応した投稿を準備します。必要に応じて、KOL・KOCによる体験投稿も検討します。
4.小規模な広告テスト
最初から一つの広告へ予算を集中させず、複数のキーワード、画像、動画、訴求内容を比較します。例えば、商品の機能を伝える広告と、利用シーンを伝える広告では、反応するユーザーが異なる可能性があります。
5.結果を見て改善する
クリック率だけでなく、保存、コメント、検索、問い合わせ、予約、購入など、目的に近い指標を確認します。
反応のよいテーマを次の投稿、KOL施策、検索広告、商品ページへ展開します。
6.販売・予約・来店へ接続する
物販の場合は、小紅書内EC、越境ECモール、自社EC、実店舗など、実際に購入できる場所へつなぎます。
店舗・観光事業の場合は、住所、営業時間、予約方法、免税対応、支払い方法など、中国のユーザーが来店前に必要とする情報を整備します。
【事例】月予算約十数万円で取り組む、バッグブランド「genten」のRED広告・中国向け集客

クライアント:株式会社クイーポ
ブランド:genten(全国展開のバッグブランド)
広告媒体:小紅書(RED)
月予算:約十数万円
背景・目的
gentenでは、中国人バイヤーによる自然発生的な投稿や口コミの拡散をきっかけに、インバウンド経由の来客数が従来の約2倍に増加していました(当社実測)。
この関心を継続的な来店・購買につなげるため、RED広告とコンテンツ発信を通じて、中国語圏に向けたブランド認知を強化。訪日中国人観光客や在日中国人にブランドの世界観を伝え、直営店やECサイトへの誘導を図っています。
施策内容
REDでは、商品紹介に加え、素材の特徴や職人のものづくりなど、gentenならではの価値を伝えるコンテンツを発信。月予算約12万円の広告運用と組み合わせ、中国語圏ユーザーとの接点を広げています。
また、WeChatを活用した情報発信や来店・購買導線の整備も並行して進め、REDで生まれた関心を店舗やECサイトでの購入につなげる体制を構築しています。
取り組み全体の成果
RED・WeChatを合わせたフォロワー数は9,000人を突破し、コンテンツの累計閲覧規模は60万UVに到達。オンラインショップの年間売上も800万〜1,000万円規模へと成長しています(いずれも当社実測)。
本事例のポイントは、自然発生した口コミを起点に、ブランドの価値を伝える発信と広告、購入の受け皿を整えたことです。広告による接触だけで終わらせず、来店やECでの購買までを見据えて施策を組み合わせています。
まとめ
小紅書広告は、検索中のユーザーと、まだ具体的な商品を探していないユーザーの両方に接触できる手段です。
一方、広告を出せば自動的に口コミや売上が増えるわけではありません。
マルウェブでは、広告枠の運用だけでなく、小紅書内の現状調査、公式アカウントの企業認証、コンテンツ制作、KOL・KOCの選定、検索キーワードの設計、広告運用まで一貫して支援しています。
当社は小紅書の公式アカウント運用代行・広告運用・KOL手配をワンストップで提供しています。詳細はRED(小紅書)運用代行をご覧ください。
よくある質問
小紅書の広告にはどんな種類がありますか?
広告だけ出せば売れますか?
BtoB商材や男性向け商材でも小紅書は使えますか?
訪日インバウンド(店舗・観光)や生活領域のサービスにも有効です。BtoB商材は小紅書より百度・WeChatの優先度が高くなります。
日本から小紅書の広告を出稿できますか?
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弊社では小紅書(レッド)の運用代行を上海出身のマーケティング歴10年のスタッフが支援致します。
中国小紅書(レッド)の概要および運用のコツを網羅。 弊社運用サービスがわかる資料です。 是非ご覧ください。

