中国越境EC

[中国越境EC]新規ユーザーの離脱率を減少するため押さえるべき 6つの項目

自社越境ECサイトを立ち上げると決まっても機能、運用などでは多額のお金を使って構築されたモールよりかは劣ってしまっています。
当然、多くの流入を多く抱えているモールはそこに出店・出品している方が運用しやすいように作られています。

モールへの信頼が高く、そこでの買い物に多くのユーザーが慣れています。
そことの比較になってしまって、自社サイトに訪問してもらってもお客さんは意外なところで離脱してしまうケースは頻繁にあります。
中国消費者に少しでも信頼してもらえる越境ECサイトのポイント、最低限になすべきことを今回お伝えいたします。

自社越境ECの最大の壁である「集客」。
それを乗り越えてお客さんを集めることに成功。
ただ、お客さんはこのサイトは初見なので、やはり不安と疑いをもって接してしまいます。

ここでの買い物は安全だよ。
この会社なら信用できるよ。

などを伝えるには、お客さんの立場に立ち、どんな情報があれば、安心で買い物できるのかを考えるのが大事です。
商品情報はもちろん、思いも寄らぬところでも離脱のポイントになりかねません。

お客さんの不安をできるだけ解消する必要不可欠な情報

各方向から撮った商品写真、或いは動画をアップ

同じ角度や同じスタイルで商品画像をただ数枚だけ撮ってUPしていませんか?
実際ものを買う時に、手にして見回るものだと思います。

できるだけ複数の角度から商品の細部まで確認できるように写真を撮ったほうがよいでしょう。
モニターを通して情報wp少しでも多く把握できれば、購入率には影響を及ぼします。

中国大手ECサイトでは、ほとんど商品を動画で展示しています。
静止画像より商品が存在する空間を感じられてよりイメージを捕まりやすくしてくれます。
コンセプト動画や使い方動画、レビュー動画など様々な動画コンテンツがありますが、自社商品の性質に合わせてとにかく社内で作れる程度で十分です。

充実した商品ランディングページ

多くのECサイトでは、商品のサイズ、産地、説明概要欄などがテンプレート化されて、それにそって入力すればある程度整いますが、意外ともっと知りたい消費者はそれを飛ばしてスクロールして詳細なランディングページで直接見る方が多いと言われています。

ランディングページの中にはひと手間を増やして、表グラフを作って必要な情報をすべて入れれば、商品概要欄を見ない消費者にでも重要な情報を届けます。

レビュー情報

たとえ1つの1星で悪評が満ちたレビューがあるとしたら、買い気満々の人でも「やっぱりほかも見とこう」になりますね。
逆に言えば、99%など大多数の人から「いいね」と高評価してくれるなら、「やっぱりほしいから買おう」という原動力になります。

レビューの評価順にして商品を選ぶことが中国EC消費者の日常茶飯事です。
一概には言えませんが、レビューがないと怪しまれることが結構あるので、メリットとデメリットが同時に存在する中で明らかにメリットが多いから、ポジティブに向き合って一つの不安要素を消したほうがいいではないでしょうか。

送料と到着予定日がわかる

多くの自社ECサイトは決済画面に行かないと、送料と到着予定日がわからない仕様になっています。
商品紹介画面のトップページに送料、今注文したらいつ届くなどの情報は中国ECモールサイトに普通に記載され、いつの間にか中国ECサイトのスタンダードになってきていました。

ECシステムの機能修正を触れるところでもあるが、ユーザー購入率に密接にかかわる部分でもあります。

送料はECシステムの内臓機能でほぼ問題なく対応できますが、到着予定日はEMSや現地の配達事情が分からず判断できないのは仕方ありません。
過去に購入したお客様へ届けたまでどれぐらい時間を使ったのかその平均データを提示すればより正しく到着見込みの設定が可能になるのではないでしょうか?

配達の事情で遅れたことに対してクレームが来る可能性がありますが、そうするメリットのほうが断然に高いと言えるでしょう。

安心して買い物できる環境を

中国のユーザーからしたら、海外にある得体の知らない会社からものを買って本当大丈夫なのかと心配してしまいます。
1~4のポイントを押さえても、万が一何かある時、きちんとカスタマサポートは対応してくれないだろうか、その万が一ということを考えると離脱してしまいがちですね。

中国ECの取引にトラブルがあった場合は基本的にチャットで解決します。
社員たちの許可をもらえれば、カスタマーサポーターの写真をつけることで、何かあればここで聞けばいいという安心感がユーザーにとって非常に大きいです。

最適化した決済方法

海外越境ECの決済方法において定番だと言われるのはPaypalですね。
中国では普及されておらず、現地の決済方法を導入するのは必須条件ともいえます。
現地でよく使われる決済方法としては、基本Alipay、WechatPay、そして銀聯カード決済ですね。

VISA・MasterCardのクレジットカードも一部の人しか持っていなくて、上記三者のユーザー人口と比べられないものですので、優先で導入をおすすめします。

弊社のMagento2・Shopifyによる越境ECソリューションは中国決済方法を導入しております。構築に困る方なら、まずご相談ください。詳細はこちらです。

ABOUT ME
Jiang
中国上海出身で2018年に来日、現在福岡在住。 来日前8年間中国マーケティングの仕事に携わり、ウェブマーケティング専門でマーケターとして活躍しています。 中国集客・広告・EC出店をご提案しています。

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