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中国越境EC

[メリット・デメリット]自社中国越境ECの構築

日本だけでなく海外へ商品を売ればいいなと思っていて、なんとかしてみたいと思っていませんか?
まずどの国をターゲットにするか。集客はどうするか。それに合わせたコスト面を算出。

などなど、特に自社で越境ECサイトを立ち上げる場合に困っている方が多くいらっしゃると思います。
越境ECで思い浮かべるのは日本に近くアジアNo.1の巨大マーケットを誇る中国をターゲットにした自社サイトを構築する場合のメリット・デメリットをご紹介します。

越境ECの自社サイトを構築するメリット

費用が抑えられる

越境ECというと、他国の大手オンラインショッピングモールや実店舗などで販路を広めるのが一般的ですね。
代理店などを通さない場合、自社で模索するのは知識などの問題も含めて非常に困難です。

大手オンラインショッピングに出品・出店するには何百万円の保証金や年間維持費が発生してしまいます。
また、1件あたり〇%が手数料のような制度を取っているプラットフォームが多く、商品販売実績によるレベニューシェアをプラットフォーム側に徴収されるのがほとんどです。
現在ゲームの世界でFortniteで有名なEpicとAppleが手数料に関して裁判合戦を行っていますが、それほど手数料は大きく出店・出品する側にとっては重石です。

自社越境ECのサイトでは、そういった出費がなくなり、いかに自社越境ECサイトの流入とブランディングを向上させるかことに費用を費やしたほうが自社の財に実りあることではないでしょうか。

ブランディングのポテンシャルがある

ブランディングの構築要素は、商品やサービスのコンセプト、信用/信頼、消費者の頭の中で形成されるイメージなどにあります。

それらがない初期段階では、スーパーの陳列棚に置かれた名が知られていない商品と同様、ECモールに商品を出しても埋もれてしまいがちです。
スーパーとECモールは基本的に同じで、消費者・ユーザー体験を重視してそれぞれ商品の個性を控えめに統一感を出して選びやすいように店舗がしてくれます。

お金を出したメーカーには広告枠を用意して、個性やコンセプトを出すように様々なコーナーを用意しています。
つまり、ブランドイメージを植え付けるようにするには、モール系の費用対効果が劣ります。
自社越境ECの場合は、商品やサービスをどう見せるかまずデザイン面の設計からはもちろん、商品やキャンペーン、口コミ情報、ストーリー、訪問者とのタッチポイントまで自由自在にカスタマイズすることができる強みがあります。

カスタマイゼーションをもっと自由に

他社ECのASPサービスやモールウェブサイトはテンプレート化されたサービスを提供していて、マーチャント側ができることは非常に限られています。
ECサイトによく使われるマーケティングオートメーションツールがあります。

サイトに訪問、商品選択、購入、メルマガなどの一連のユーザー行動に合わせて最適化してくれて、かご落ち対策やメルマガマーケティング・高度な割引ツールの利用が可能になります。

マーケティングツールのほかに注目するのは多言語と多通貨ですね。
中国だけではなく、今後同じ中国語を使っている台湾、香港や東南アジアなどでも販売活動を行う場合、同じECサイトで複数言語と通貨を自動表示できると便利ではないでしょうか?

越境ECの自社サイトを構築するデメリット

マーケティングや集客は自分でやらないといけない

越境ECサイトにかかわらず、自社サイトの場合では、基本的に直面する課題はどう流入を増やすかです。
中小企業がウェブサイトを新規立ち上げた時の流入はほぼゼロです。
特に海外向け販売活動をするには、思った以上難易度が高いです。
社内にマーケティングができる中国人を雇うか、中国スタッフを持っている外部コンサル・中国マーケティング業者に聞いてみるなど選択肢があります。

よく失敗している企業にはたんに中国人を雇っているだけの場合があります。それではうまくいかない場合が多いです。日本人に置き換えてみてください。
日本人全員が日本語でのマーケティングができるわけでは御座いません。
いかにマーケティングを理解もしくは経験しているプロを雇う必要があります。

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モール側の季節キャンペーンの参加ができない

日本でも楽天市場などの大手ショッピングサイトの場合は、季節に応じたキャンペーンなどを用意しており、出品者はそれに乗ることができます。
特に中国では11月11日にアリババのビッグイベント「独身の日」の前後、予熱キャンペーンも含めて場を盛り上げています。
店舗側はアリババがばら撒いた支援金を活用し、強力な割引キャンペーンを行うことができます。
ネットショッピングの流入はほぼモールに入ると予想できます。

自社サイトでは、それに乗れず自分たちだけでキャンペーンを行うことになります。
同じレベルでキャンペーンを遂行する予算があれば問題ありませんが、利益が度外視で強引に乗るより「避ける」戦略を取ることも考えられます。

ご自身でサイト構築

モールを利用する場合、何回かクリックしてすぐサイトを作れます。それと比べてゼロから越境ECサイトを作るのはカロリーが高い作業となります。
会員のログイン登録、決済方法、配送方法、送料設定、言語設定、自動メール設定など考えなければいけないことがいくらでもあります。。

シンプルで開発知識がなく少しだけウェブ知識を持っている方であれば、ShopifyをはじめとしたECサイトのASPサービスをおすすめします。
ただ前述の通り、ASP型ECサイトの場合はすぐに作れることに対して、テンプレート化されたため、できることやキャパシティーが限られている側面があります。
深く考えずとにかくスタートしてみたい方やテストマーケティングしてみたい方には向いています。

明確な計画とプランがあって、こういう機能を入れてほしいなど確実な要件を頭の中に浮かべたなら、ADOBE社のECプラットフォームのオープンソースとして有名なMagento2で本格的なECサイトを製作することをおすすめします。

弊社で構築した場合IT補助金として国より75%(最大450万円)支援してもらえる場合もあるのでお問い合わせしてみてください。
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中国Webマーケティングノート編集担当
この記事を書いた人:ジャン ウェイドン
中国上海出身で2018年に来日、現在福岡在住。 来日前8年間中国マーケティングの仕事に携わり、ウェブマーケティング専門でマーケターとして活躍しています。 中国集客・広告・EC出店をご提案しています。