この記事にたどり着いたということはWeChatミニプログラムに関して関心がある方かと思われます。
WeChatミニプログラムは中国越境ECにおいて2020年から最も伸びていて一番ポテンシャルを持つECプラットフォームだと言われています。
よくわからない、社内に作れる人がいないなどWeChatミニプログラムはほかのプラットフォームと比べて情報が足りなく容易に入門できずに困っている方は多いはずです。
今回は誰でもわかるWeChatミニプログラム作り方と条件やステップを丸ごと紹介いたします。
そもそもWeChatミニプログラムとはよくわからない方は以下の基本編でご紹介していますので、参考にしていただければ幸いです。
WeChatミニプログラムをご存じでしょうか?2017年からテンセント社からリリースし、同社開発したWeChatというインスタントメッセンジャーアプリに内臓された機能です。今まで独占していた大手モールサイトにわずか4年ほどで肩を並べる存在になるほどのソリューションです。今回はそんなミニプログラムは一体どういうものか、なぜ中国の企業はモールではなくミニプログラムに活路を見出そうとしているか、日本の企業はこれを中国越境ECで利用する場合どこまで価値があるか、などなどさまざまな疑問に対してお答え致します。WeChatミニプ… WeChatミニプログラムによる中国越境ECが最強説?基本から学ぶ現在の中国越境EC – 中国マーケティングノート Byマルウェブ |
WeChatミニプログラムを作成するには、いくつかの要件を満たす必要がございます。
WeChatミニプログラムは中国国内企業と海外企業それぞれ行っていい事業が区別されています。
ソフトウェア開発などの開発業者の場合は、WeChatミニプログラムの利用はできないというのが例の一つでしょう。
ほかには、ドラッグ販売、医療サービス、塾、倉庫サービス、移民サービスなど、または公共インフラや一部市政サービスも規制されています。
WeChatミニプログラムは少しずつ業種をオープンする方向ではあるので、最新の禁止業種については弊社にお問い合わせ頂ければご回答差し上げれますのでご活用ください。
ミニプログラムを開発する際に、WeChat公式アカウントプラットフォームに登録するのが条件です。
WeChat公式アカウントプラットフォーム:
https://mp.weixin.qq.com/
WeChat公式アカウントプラットフォームにはWeChat公式アカウントとミニプログラムを管理するダッシュボードであり、ミニプログラムの作成、バージョン管理、API取得、法人認証、費用の支払いがすべて行えます。
メールアドレスと携帯電話番号があれば、誰でも登録が可能ですが、
ミニプログラムをリリースする法人並びに運用担当者の認証を行う必要が御座います。
▼下記認証用資料の一覧です。
※提出する際、PDFではなくJPGなどの写真データが必須です。
■法人資料
■個人資料
企業や個人資料の提出以外、中国にあるWeChat認証機関から運用担当者へ本人確認ということで電話連絡が届きます。
以下のように質問されるパターンが多いです。
日本法人を含めて海外法人扱いとなるので、99ドル(約1.1万円)の審査費用が発生してしまいます。
クレジットカードかWeChatPayで決済して審査が始まります。
審査時間が1週間前後となるケースはほとんどです。
審査が終わればミニプログラムの作成とリリースが許可されます。
いよいよミニプログラムを作るフェーズに入りました。
WeChatミニプログラムは基本ウェブサイトと同じHTML+CSS+Javascriptでできています。
まずJavascriptというフロントエンド向けプログラミング言語ができるプログラマーが必要です。
またその人はWeChatミニプログラムの開発ドキュメントを読むには、英語か中国語どちらか支障なく理解できなければなりません。
社内のウェブデザイナーでもできるじゃないか?と思うかもしれません。
確かにただ閲覧するしか役割がない静的サイトを作るのであれば、デザイナーに任せてもある程度の形ができかもしれませんが、それでだとミニプログラムの必要性もありません。
予約機能が付くウェブアプリやEC機能を有するサイト、あるいは越境ECサイトなど開発が必要な要件であれば、Javascriptで開発できるエンジニアが最低でも一人必要です。
人件費を投入し、開発スパンに時間をかけ、自社だけの要件やカスタマイズ、思い通りのデザインにするといったところを徹底的に追及することができるメリットが存在します。
WeChatミニプログラム開発者ドキュメント:
Overview | Weixin public doc (qq.com)
越境ECに必要なパーツをそろえていち早くスタートしたい事業者には、WeChatミニプログラムの専用CMSの利用をおすすめします。
専用CMSの存在は知っている方は多くはないとは思います。
ページ内容の作成、商品管理、顧客管理などをWordpressやShopifyのような管理画面で行い、それをミニプログラムにリアルタイムで反映するツールを指しています。
専用CMSを利用することで、システム構築することなく、既存のテンプレートから外見を選んで商品を登録して即リリースできちゃいます。
ただスピードが速いにもかかわらず、カスタマイズ性や見栄えに対して根本的な調整にはリミットがある側面も存在しています。
なんでも思い通りに変えたい、自由自在にパーツを組みたいなどの要件には対応していません。
前述のように商品登録、顧客データや注文を一元で管理できる機能は内蔵しており、WeChatミニプログラムの特徴を発揮する、マーケティングに特化した機能も豊富に存在します。
商品をシェアした実績によって割引をどんどん累積していく典型的なソーシャルコマース機能も充実しており、現在トレンドとなっているライブコマースもWeChatミニプログラムのCMSでも実施可能になりました。
WeChatミニプログラムを自社開発するよりCMSでほぼカバーできたソリューションは越境ECの道を最もスムースに歩むよう堅実な選択かもしれません。
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