更新履歴
2024.03.04 | WeChatの「看一看」機能の説明を入れました。 |
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2023.01.04 | WeChatのPC版について更新致しました。 |
2022.03.11 | ライブ機能について内容を更新致しました。 |
2021.07.19 | モーメンツおよびミニプログラムの利用方法について更新致しました。 |
中国最大数のユーザーを抱えているSNS且つインスタントメッセンジャーアプリWeChatですが、海外の総ユーザー数は2億人に突破した発表もあり、総アクティブユーザー数は合計で12億人に迫ってきました。
中国での長期滞在や、友達・取引先とのやり取りなど様々な場面でWeChatを利用する場合、2020年版WeChatの登録方法と使い方を詳しく解説していきたいと思います。
登録編
1.アカウント作成
1.1 インストール
まずアプリをGoogleストアかApple ストアからインストールしてください。
1.2 アカウント作成
日本の携帯でもアカウント作成することができるので、まず「電話番号で登録」をクリックして、下の画面になります。
氏名、地域、電話番号、パスワードを順番に入力して、利用規約にチェックを入れて「次へ」ボタンをクリックします。
アバター写真はこの段階でなしでも構いませんので、後ほどアップロードできます。
セキュリティ認証画面から「開始」をクリックします。
右にドラッグしてパズルを解いてください。
プライバシーポリシーを同意して「次へ」ボタンをクリックしてください。
登録した電話番号に認証コードが送られてくるので、確認コードに入れて「送信」をクリックします。
それでWeChatのメイン画面に入れたので、アカウント登録が完了となりました。
その状態ではほぼ各機能が使えるけれども、セキュリティのためにまずアカウント情報の更新をしましょう。
2.アカウント情報変更
2.1 プロフィール
アカウント情報の更新はすべて右下の「自分」をクリックします。
まず一番上の自分の名前をクリックします。
ここからは自分の写真のアップロード、名前変更、そしてWeChat IDの変更ができます。
「WeChat IDを変更」ボタンをクリックします。
Wechat IDは必ず文字から始まり、6-20文字数以内で、アンダーバーまたはハイフンを使用しても構いません。
WeChat IDは年に一回のみ更新できるリミットがかかっているので、きちんと決めてから変更をお願いします。
2.2 セキュリティ
同じくトップページから右下の「自分」をクリックします。「マイアカウント」をクリックします。
WeChatを登録した時に使ったパスワードがありますが、それ以外「声紋」の登録も可能です。
声紋は指紋みたいなもので同じ声の人でも些細な違いが存在し、ユーザーの唯一性を特定できるセキュリティ技術に使われました。
声紋をクリックしてステップごとに進めていけば声紋登録ができます。
2.3 PCでの利用
WeChatはWindow・MacOS向けアプリを配信しています。
PC版では、ほぼスマートフォンアプリと同様な機能を使うことができて、またページのURLを獲得でき、他人にシェアすることがスマートフォンより便利になります。
日頃パソコンを使っていれば、ぜひチェックしてみてください。
Windows版
MacOS版
利用編
3.連絡先の追加
友達連絡先を追加する時は右上の+ボタンをクリックします。
「友人の追加」と「QRコードのスキャン」で連絡先を追加できます。
携帯の連絡帳に登録した友達や取引先の追加も可能です。
4.モーメンツの利用
WeChatで友達ができれば、モーメンツという機能を使って日々友達からのつぶやきをチェックすることができます。
もちろん、自分からモーメンツに何か投稿することもできます。
モーメンツに投稿された内容は友達同士のみ閲覧することができます。
友達にタグをつけてグループ化することで、その人たちにしか見られないようにすることも可能です。
投稿方法としては、右上のカメラアイコンをタップして、動画や画像を新規撮るか、写真から選択して、テキストを書いて投稿することができます。
テキストだけで投稿する場合は、カメラマークを「長押し」すれば入力画面が表示されます。
5.よく利用する機能の説明
WeChatのバージョンはアップデートするたびに新しい機能が追加されていきます、今回は2018-2020年前後追加された機能をメインに紹介していきます。
5.1 高度な検索機能
従来の検索機能は友達とのやり取りを検索する方法として使われていますが、WeChatはユーザーが知らされないうちに、機能をアップデートしてきました。
下部の「発見」メニューから「検索」をクリックします。
現在検索バーにはGoogleのような検索エンジンと同じ何か探したい場合、キーワードを入れれば、検索結果がでます。
モーメンツの記事やミニプログラム、ウェブサイトコンテンツ、動画まで検索結果としてカテゴリごとに表示されるので、多くのルートから情報をまとめて見れるところから非常に人気です。
5.2 看一看(見てみる)
連絡先を交換したWeChat友達は今何を見ているのか閲覧する「看一看」という機能があります。
これはWeChat友達が過去見た記事、動画のリストを表示しているので、友達の間では人気なコンテンツを知ることができて、面白い機能です。
5.3 チャンネル
ByteDance社のTiktokのショート動画プラットフォームの成功によって、中国ほとんどの最先端企業に導入を促されています。WeChatもその一例です。
モーメンツ以外もう一つのソーシャル機能として「チャンネル」がリリースされました。
「チャンネル」は友達がいいねやコメントをした動画もされれば、今人気話題中の動画コンテンツも豊富にあります。
5.4 ミニプログラム
WeChatを利用している中で、せめて一度ミニプログラムを開く経験があります。
現在12億ユーザーの中では約4億人前後、少なくとも月に1回ミニプログラムを利用しています。
ミニプログラムは他社が作ったWeChat内で開けるアプリということで、WeChatをインストールしたら、他社サービスをシムレスで使うことができるようになっています。
特にECが人気です。
ミニプログラムを探すには、5.1の検索機能から探すことができます。
過去の閲覧したミニプログラムやお気に入りのミニプログラムはWeChatのホーム画面から下にずらすことが確認できます。
よく使うミニプログラムは「マイミニプログラム」に固定する便利機能も追加されました。
5.5 ライブ
中国EC業界のトレンドである「ライブコマース」の影響を受けてWeChatでもライブ視聴機能をリリースしました。
現在WeChatアカウントを持っていれば、個人と法人を問わず、誰でもライブを実施することができます。
ライブ機能はいろんな事業に対しても実用性があり、収益を拡大する有効な方法になります。スキルを持つ個人はもちろん、ビジネスシーンでも幅広く利用されています。
これからWeChatでもライブを楽しむことができます。
中国で流行っているライブコンテンツをチェックしてみてはいかがでしょうか?
ライブは底部メニューの「発見」をクリックし、「ライブ」をクリックして開けます。
まとめ
中国向けビジネスを行おうが、中国へ出張しようが、現地の知り合いができた際、交流を深めるには必ず必要なコミュニケーションツールといえるでしょう。
日本では携帯番号持てば誰でもアカウントが作成できるので、便利に利用できます。
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