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[6つポイント]中国のユーザーにとってあなたのウェブサイトは最適かがわかる。

中国語に翻訳されているのにアクセスがないという相談が弊社にはよくあります。
流入を増やそうとして施策を打ったとしても、効果が見えずお金だけ無駄に消費しているのではないのでしょうか。

本記事ではよくある原因を6つご紹介いたします。
中国のユーザーが快適に閲覧してもらための最低限のお作法となります。

ユーザーがサイトにアクセス、巡回、購入、レビュー、再購入の一連の動きがあってそのデータからウェブサイトをどう最適化するのかわかりやすく課題を見出すことができます。

チェックポイント① サイト表示速度が3秒以内に最適化されているか。

日本のサイトでもアクセスして表示されないことで閉じた経験はあると思います。
訪問者は3秒以内に表示されない場合、離脱率が大幅に上昇し、その時間が長くなればなるほど離脱率は更に高まります。

せっかく時間や予算を投じてクオリティにこだわったサイトが結局ユーザーの目に触れないのは元も子もありませんので、中国向けサイト作成はなおさら最優先事項として臨む必要性があります。

中国向けウェブサイトを作成する時に必ず注意すべきところ主に二つあります。

1. 中国からアクセス速度が最適化したサーバーを利用すること

同じアジアで距離が近いと思っても、中国から海外サイトにアクセスするスピードは日本国内サーバー同士と比較したら、何倍ほど遅くなります。
またグレートファイヤウォール(金盾)というインターネット検閲システムが存在し、サイト自体アクセスすらされない場合もありますので、それを最適化するサーバー選びが課題となってきます。

解決策:

  • 中国アリババ傘下クラウドサーバーサービスAliCloud(アリババクラウド)の利用
  • 中国と一番近い香港のレンタルサーバーの利用

手軽に始められるのはやはり香港のレンタルサーバーになるのですが、中国本土と物理的距離が近いということで日本と比べるとアクセス速度が改善されることがあります。
しかし中国の国慶節など大型連休に入る前後はグレート・ファイアウォールの強度が大幅に増加し、たとえ香港でも普段以上に海外のサーバーにアクセスできなくなる場合もあります。
何も対処をせずに中国のユーザーへ公開している中国以外の企業はアクセス激減し、売上ダウンといったことが起こりえます。

それと比較してAliCloudとソフトバンクの合弁企業によるサービス、SB CloudはAlicloudの技術を駆使して中国と日本の間、常に安定しているアクセスを提供しています。
日本法人でも申請が可能です。

https://www.sbcloud.co.jp/

中国向けECサイト構築

弊社はAlicloudを利用して、中国のユーザーが確実にみられるECサイトの製作を行っております。ご希望のある方はこちらでお問い合わせください。

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2. Googleをはじめとした海外サービスをウェブサイトのコンテンツなどに利用

サーバー環境は改善されたとしても、中国のグレートファイヤウォールに強制遮断されるコンテンツがあると、アクセススピードに強く影響があります。

以下の項目が御社サイトにあるのかチェックしていきましょう。

  1. Googleアナリティクス・GoogleタグマネージャーのGTMタグ
  2. Googleフォントの利用
  3. Googleマップ・フォーム・サービスのAPIの利用
  4. Youtube動画の埋め込みタグの利用
  5. FacebookやTwitterをはじめとしたSNSのタイムライン埋め込みタグの利用

これらはサイトアクセス速度に大きなダメージを与えるよくある要因の5つです。
それぞれ中国国内向けサービスが存在しているので、利用されている方は即対策することをおすすめします。

以下それぞれの中国国内向けサービスです。

①Googleアナリティクス・GoogleタグマネージャーのGTMタグ
→中国から流入を計測するには百度统计(アナリティクス)と百度站长(ウェブマスター/search console)というサービスが普通に存在します、誰でも登録が可能です。

②Googleフォントの利用
→利用を解除して、Microsoft YaHeiにフォントとして指定して問題ありません、中国ユーザーは違和感なくサイト内容を読めます。

③Googleマップ・フォーム・サービスのAPIの利用
→中国で利用頻度の高い百度地图と高德地图の利用をオススメします。

④Youtube動画の埋め込みタグの利用
→中国ローカル動画サービス「Youku動画(优酷)」に動画をアップロードして埋め込むことが可能です。

⑤FacebookやTwitterをはじめとしたSNSのタイムライン埋め込みタグの利用
→残念ながら、中国として海外大手SNSはほとんど遮断されているので、タイムラインを表示させてもそもそも表示されないので、中国SNSをゼロから実施の検討が要ります。

チェックポイント② タイトルとディスクリプションはわかりやすく翻訳してあるか。

よくあるミスとして見受けられるのがサイトを翻訳してあるが、タイトルとディスクリプションは日本語のままになってしまっていることが見受けられます。
検索エンジンの検索結果に反映されますので、どういうサイトかを認識してもらえるもらえないで、クリック率が大きく左右されます。

百度検索結果

チェックポイント③ シングルサインオン(SSO)や携帯電話による会員登録やログイン機能が実装されているか

ECサイトや会員サイトでは会員登録を促しますが、中国ではメールアドレスより手軽で早いという理由から携帯番号での登録が徐々に主流になってきています。
しかしながら、別途中国でSMSサービスを契約する必要があります。1回のSMSあたり0.03から0.07元が市場水準です。

シングルサインオンに関しては、前述のとおりグレートファイヤウォールによって中国から海外サービスへのアクセスが遮断されて、Googleや各SNSのSSO機能は利用できません。
SSO機能の実現は中国国内サービスに依存する必要があります。

主流なSSOができるサービスです。

  1. Wechat(ウィチャット)
  2. Weibo(ウェイボー)
  3. QQ

会員登録をKPIに設定していれば、それを向上させるために施策として検討対象となりますね。

チェックポイント④ チャットサポートは導入しているのか

中国EC市場のパイオニアであるタオバオの成功したことで、タオバオの基本的な機能として店との連絡はチャットで即やり取りは、ほぼすべてのEC事業者が行っておりチャットサポーターを設置しています。

ECサイトにイメージを限定して話しましたが、ビジネスや何らかのサービス提供のサイトでもチャット開始を促すポップアップが常に表示されているサイトも多く見受けられます。
コストの面(人件費、教育費)もあり、良し悪しの判断は個々によりますが、中国大手ECサイトから強い影響を受けた1つの中国のネット文化でもあるので、しっかり受け止めチャットサポートの導入の検討をしたほうがいいでしょう。

チェックポイント⑤ 商品レビューを公開しているのか

レビュー機能はずばり言うと、必須中の必須といっても過言ではありません。
ユーザーはインターネットサービスの強化につれて成長しているので、もはや中国ではレビュー閲覧・投稿の機能がないサイトは信用されません

悪質レビューの対応もありながらそれをうまく対応すること自体もイメージアップにつながります。最終的にそれを含めた口コミマーケティングの効果がまとめて発揮してくれます。

チェックポイント⑥ 購入しやすい決済方法の導入

中国向けの決済方法というと、銀聯カード決済はもちろん、それ以外にWechatPayやAlipayでの支払いがあればベストです。後者と比較すると、カード番号を毎回入力しなくてはならないというところが不便に感じるので、支払いの利便さを最大化にするためにはWechatPayやAlipayが不可欠になるに違いありません。

 

まとめ

売上やアクセス数を向上させるためには、まずは基本中の基本であるコンテンツを閲覧してもらうことが何より最重要事項となります。
購入に至るまでの各ステップの通過率を最適化し、常に中国ユーザーの考え方や行動を最善な方向にすることで、中国での売上が上昇が期待できるのではないでしょうか。

中国向け販売サイトを作るにあたって上記6つのポイントと照り合わせて、参考しながらあなたのウェブサイトの弱点を克服していただけたら幸いです。

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中国Webマーケティングノート編集担当
この記事を書いた人:ジャン ウェイドン
中国上海出身で2018年に来日、現在福岡在住。 来日前8年間中国マーケティングの仕事に携わり、ウェブマーケティング専門でマーケターとして活躍しています。 中国集客・広告・EC出店をご提案しています。