経済産業省は2022年8月に2021年の日本の電子商取引に関する市場調査を発表しました。
その調査からEC化率が大きく伸びていること、そして越境EC市場も拡大していることがわかりました。
EC化率ってなに?
EC化率とは、全商取引のうちECサイト(EC市場)で取引される割合を示す指標のことで、
『対面販売』『店舗販売』『電話』『FAX』『ECサイト』等の全てを含めた商取引のうち、ECサイトなどの電子取引されているものがどの程度の割合を占めているかを示すものです。
その割合は2019年末から流行したコロナウイルス感染症の影響もあってか、増加傾向にあります。
BtoBのEC化率は?
経済産業省の調査結果によると、2021年のBtoB-EC市場規模は372兆7,073億円(前年比 11.3%増)となり、前年比では2.1ポイント増の 35.6%でした。
実は2021年のBtoC-EC市場規模は20兆6,950億円で、BtoBのECサイトはBtoCのECサイトを何倍もを上回る取引高なので、今まさにBtoBのEC化を進めるには絶好のタイミングともいえます。

越境ECの市場規模は?
こちらも経済産業省の調査結果によると、越境EC市場の規模は4.92兆USドル、EC化率は 19.6%と推計されています。

そして、越境EC市場規模トップ2、米国の越境ECの日本経由の市場規模は1兆2,224億円、中国の越境ECの日本経由の市場規模は2兆1,382億円でした。
前年比だと米国は25.7%増、中国が9.7%増となっており、
実は海外と日本間での取引は圧倒的に相手の購入額が高く、こちらも需要が高まっていることがわかります。
なぜ?AdobeCommerce/Magentoがおすすめの理由
日々増加傾向にあるEC化。
そこでBtoBや越境のEC化におすすめなのが、世界でも人気の高いECプラットフォームAdobeCommerce/Magentoです。
AdobeCommerce/Magentoは1つのプラットフォームで複数のウェブサイトを運用することが可能で、
BtoCもBtoBも越境ECも全部展開したい!となっても、AdobeCommerce/Magentoのアカウントが1つあればすべてのサイトの管理が一括で行えます。
基本的な機能もすでに搭載済みですので、他のプラットフォームに比べて簡単に開設することができます。
(主な機能:注文・商品・顧客/企業管理、マーケティング機能、分析レポート、コンテンツ・ストア・システム管理、見積機能、大量購入機能、承認ワークフロー 等)
また、AdobeCommerce/MagentoはShopifyではできないことがあります。
1つ目はオープンソースのため自由にカスタマイズすることが可能なことです。
AdobeCommerce/Magentoはエクステンション(追加機能)の数が4,000種類以上あるといわわれ、さらには日々新しいものがリリースされています。
拡張機能の一例として、ユーザーへのポイントプログラム、SNSログイン設定、ブログ機能などの機能を追加することができます。
2つ目に多言語機能が既に備わっていることです。
AdobeCommerce/Magentoではあらかじめ多言語に対応した機能が設定されているので、多言語サイトをスムーズに構築することができます。
3つ目はAdobeCommerce/MagentoはAdobe製品との連携が簡単に行えます。(CMS、WEB解析、データ統合(DMP)、MA、CC 等)
その他にもAdobeCommerce/Magentoでしかできない機能が多数備わっています。
最後に
この機会にぜひEC化を進めてはいかがでしょうか?
弊社ではMagentoを利用した多機能ECサイトの構築・越境EC/中国越境ECの開発をして企業様をサポートしています。 ご興味ある方は是非問い合わせください。
