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B2Bでの販売にて、事前見積注文を利用する

B2Bの注文にて、注文をそのまま行うケース以外に事前に見積を依頼して注文を行うケースがあります。例えば、金額非公開の商品や金額の交渉を行いたいというものです。
事前に見積を行う機能についてはMagento標準機能にはありませんが、拡張機能を利用することで実現が可能となります。

見積機能について、管理者側では主に下記のようなことが行えるようになります。

  • 依頼があった見積についての有効期限の設定
  • 見積の有効期限前に自動でリマインダーを送信
  • 見積の自動失効
  • 常に見積商品とするかどうかの設定(通常販売の商品が多いようであれば、基本的にはNOとしておき、商品ごとに設定をするのが望ましい。)

顧客から見積依頼があると、見積情報とメールが送信されるので、見積一覧から依頼のあったものを確認し、価格の変更や配送手段・金額の設定と見積もりに対してのコメント、注文の作成及び見積の非承認が行えます。また、顧客とのやり取りの途中で、追加商品を入れたり、注文数の変更も行えます。

一方で、顧客側からはどのように見えるかということですが、

設定を行うことで、フロント側では下図のように「見積もりを依頼する」という表示を出すことができ、通常の商品購入とは別の見積用のカートに商品を入れることができるようになります。

見積もりに際して要望も記載が可能で、顧客からの要望を見積もり依頼時に受け付けることができます。

管理者側で見積について、変更や承認可否などがあった場合には、マイページの見積一覧から内容が確認でき、管理者が承認したものは注文情報と変わります。


これにより、これまでFAXやメールのやり取りで行われていることのある事前見積もりについても、サイト上にて事前見積もりから発注までが行うことが可能になります。

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マスク・ド・マジェント
Magentoの自社案件をほぼ担当している中の人。主に要件などを担当するが、設定回りも行うことも。砂糖と小麦粉があれば生きていける。

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